【初心者向け】ANAとJALどっちを選ぶ?マイルの貯め方・使い方を徹底比較!

2025年7月13日

ANAマイル?,JALマイル?,どちらを選択する?

 

「マイルを貯めてお得に旅行したいけど、ANAとJALどっちがいいの?」

そんな疑問をも持つ初心者マイラーの方に向けて、

マイルの貯め方・使い方の違いを分かりやすく比較していきます。

 

STEP1:マイルの基礎知識を習得

STEP2:マイルの選択👈今ココ!

STEP3:クレジットカードを発行

STEP4:ポイントサイトに登録

STEP5:ポイントサイトを攻略

STEP6:マイル交換ルートを把握

STEP7:マイルの使い方を習得

 

この記事を読めば、自分に合ったマイルの貯め方と最適なカードの選び方のヒントが見つかります。

 

比較ポイント①マイルの貯まりやすさ

比較項目 ANAマイル JALマイル
クレジットカード ANAカード及び提携カードの種類が豊富 JALカードが中心
ポイントサイト 多くのサイトから50~70%と高い交換率で交換可能! 原則の交換率50%と低め/モッピーの「ドリームキャンペーン」交換率80%(ポイ活界隈最高!)
楽天ポイント・Vポイント・dポイント・ポンタポイント基本ポイントとの連携 楽天ポイント/VポイントOK dポイント/ポンタポイント/楽天ポイントOK
家族で合算 ANAファミリーマイル JAL家族プログラム

 

クレジットカード

「ANAマイル」が貯まるクレジットカードはもちろん「ANAカード」が主戦場です。

マイルの還元率は原則0.5%か1%ですが、プラチナカードでは1.3%とか1.5%という高還元のものまであります。

また、「ANAマイル」に交換可能なポイントが貯まるクレジットカードで「ANAマイル」を貯めることもでき、

その種類も豊富で、あらゆるポイントを取りこぼすことが無く「ANAマイル」に交換してくことができるのも「ANAマイル」を貯める上での特徴の1つです。

 

「JALマイル」もマイルを貯める主戦場は「JALカード」です。

「JALカード」のマイル還元率は、原則とおりの0.5%か1%しかありません。

たとえ、プラチナカードであっても1%のままです。

還元率をアップさせる方法としては、JAL特約店での利用が基本で、

その場合の還元率は2%となります。

日常使いができる特約店 イオン/ファミリーマート/マツモトキヨシ/ウエルシア/スターバックス/大丸百貨店/ノジマ電気 など

これら特約店が利用できるなら「JALカード」を選択しても良いと思います。

また、他のポイントが貯まるクレジットカードから「JALマイル」に交換でして貯めることも可能ではありますが、その種類は少ないです。

 

ポイントサイト

各種ポントサイトからマイルに交換する場合、ANAマイルとJALマイルどちらにも交換できるというサイトがほとんどで、数に違いはほとんどありません。

ただし、マイルに交換した時のその交換率は異なります。

共に原則が

  • ANAマイル:50%~70%
  • JALマイル:50%

となっています。

確かにポイントサイトでポイントを大量に貯めていくことはできますが、

「ANAマイル」への交換率が高いものがいくつかあり、貯め易いのに対し、

「JALマイル」への交換率は、「ANAマイル」と比較して50%と低いため、ポイントサイトにおいても「JALマイル」は貯めにくくなっています。

 

ただし、「モッピー」でのみほぼ常設キャンペーンとして、交換率80%となる「ドリームキャンペーン」が実施されています。

JALマイラーなら「モッピー」一択で良いかもしれません

 

基本ポイントとの連携

「基本ポイント」とは、正確な定義はありませんが、

従来のポイントカードのようにショッピング時にクレジットカードの利用が無くてもポイントカードを提示することでポイントが貯まるという機能が備わっているもので、

その中でも広く世の中に広がっているポイントのこと言い、現在ではつぎの4つを言います。

  • 「Vポイント」
  • 「楽天ポイント」
  • 「dポイント」
  • 「ポインタポイント」

「PayPayポイント」はPayPayカード利用が無いと貯まらなかったりするので、ポイント業界名では基本ポイント化されていない扱いとなります。

ですので、基本ポイントはとても貯め易いポイントであり、これらのポイントと連携できていることそのポイントも貯め易いということになります。

この4つのポイントとマイルとの連携は表中のとおりで、

どちらにも交換できるのが「楽天ポイント」

そのほかの3つは、どちらか一方にしか交換できません。

 

家族で合算

家族バラバラでクレジットカードを持っていても1親等以内の親族なら、マイルを使う時に合算して利用することができる制度がそれぞれのマイルに用意されています。

1人ではなかなか貯めにくいマイルも家族みんなで貯めていけば、2倍以上のスピードで貯めてくことができます。

この制度は大きな違いというのものは特にないので、ここで差はあまりありません。

ANAマイルが貯められるANAカード以外のクレジットカードや

JALマイルが貯められるJALカード以外のクレジットカードはありますが、

ですが、ANAカードやJALカードが無いと、この家族間でマイルを合算する制度は使えませんので、

やはり、ANAカードやJALカードは必須であると考えて良いと思います。

 

ここまでを整理

初心者陸マイラー向けなら、

「ANAマイル」+「クレジットカード」+「楽天ポイント/Vポイント」を組み合わせれば、

非常に貯め易いと思います。

 

比較ポイント②特典航空券の取りやすさ

比較項目 ANA JAL
国内線予約 355日前から可能 330日前から可能
国際線予約 355日前から可能 360日前から可能
国際線提携便 スターアライアンス ワンワールド
空席の多さ 国内線:ハイシーズンは取りにくい 国内線:比較的取りやすい
国際線:ビジネス以上は年中困難 国際線:ビジネス以上を複数でも取りやすい
必要マイル数 3シーズン制の固定 基本マイル+上乗せ変動制

 

国内線予約/国際線予約

ANAでは、国内線、国際線ともに355日前から特典国空研を取得することができます。

JALでは、国内線は330日前から、国際線360日前から特典航空券を取得することができます。

海外航空会社のマイルの場合、多くは330日前から特典航空券を取得することがでできるのですが、

355日や360日前から特典航空券が取れるということは、海外航空会社のマイルで取る特典航空券よりやく1か月ほど早くことができることになります。

このことはANAマイルとJALマイルなどの国内マイルにしか目が向かないとその凄さに気づきにくいのですが、

特典航空券は海外のマイルからも狙えため、特典航空券取りは、海外勢のマイラーとの競争でもあります。

そんな時、ANA便やJAL便を取りたい日本人にとって海外勢より約1か月早くANAマイルやJALマイルで特典航空券を狙うことができることは嬉しい限りなわけです。

つまり、特典航空券は約1年先を狙っていかないと、国内マイラーだけでなく、海外マイラーとの競争にも巻き込まれるということになります。

 

また、ANA、JALのそれぞれの公式検索サイトには、強い癖があります。

ANAは、出発地と目的地を入力するとANA便と提携便を同時に出してくれる点は非常に便利です。

また、2025年に片道検索できるようになったので若干改善されましたが、検索に手慣れて数珠に検索しないと原因も教えてくれず「発券できない」と表示されることが多々あります。

さらに、いつの日に空席があるのかの視認性も非常に悪く検索に手間がかかります。

 

対するJALは、JAL便発券は空席状況の視認性が高く検索しやすいですが、

提携便の空席状況の視認性は悪く、検索は非常に手間のかかる仕様になっています。

 

国際線提携便

この「国際線提携便」とは、ANA、JALそれ所属する「アライアンス」によって、取れる提携航空会社の便のことです。

「アライアンス」とは、「マイルの基礎知識」でも解説した通り、各社マイレージプログラムで特典航空券をシェアし合うことで、

同じアライアンス内の航会社の飛行機を1つのマイルで利用できる仕組みのことです。

ANAはスターアライアンスで、25社が所属する最大のグループで、アジア、ヨーロッパ、北米、中東(エジプト含む)、中米など広くカバーできる特徴を持っています。

JALはワンワールドで、15社が所属する最少のグループで、アジア、ヨーロッパ、北米、中東、オセアニアと少ないながらも広くカバーしています。

特に、オセアニアはスターアライアンスよりワンワールドの方が強い印象があります。

さらに、みんな大好きハワイ便をかなりお得に発券することができるのもJALマイルです。

 

特典航空券の空席の多さ

ANA、JALともに特典航空券は年々取るのが難しくなってきています。

それだけ認知度も広がり、競争率も上がってきている状況です。

特に、ANAの北米やヨーロッパ行きのビジネスクラス以上の特典航空券席の取得競争は、超激戦となっています。

比較的取りやすいのは、国内と東アジアで、東アジア圏ならビジネスクラスでも困難というほどではありません。

 

それに対し、JALの特典航空券席は、国際線のファーストクラスでも取れたり、ビジネスクラスで複数席が取れたりと、ANAに対し比較的取得しやすい状況です。

これは、「マイルの貯まりやすさ」において、ANAマイルの方が貯め易いとお伝えしたことが大きく影響し、競争相手が沢山いるということが予想されます。

 

特典航空券の発券は、原則1年前であるこということは認識しておいてください。

 

必要マイル数

ANAとJALの各路線の必要マイル数は、近年アップ傾向になっていますが、

海外の必要マイルに比較してまだ少なくて済んでいることは間違いありません。

そこで、ANAとJALそれぞれの必要マイルの設定方法について解説して行きたいと思います。

ANAマイル

ANAの必要マイル数は、

「座席のグレードに応じたゾーン制、かつ、3シーズン制」となっています。

ANAのゾーン制は、全世界を「ZONE1~ZONE7」に分け、ZONEごとに必要マイルが設定され、

それがさらに「ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズン」の3つに分類されて設定されます。

つまり、行先とその時期が決まれば、必要マイル数が決定する

先が見通しやすいということになります。

 

JALマイル

ANAに対し、JALの必要マイル数は、

「座席のグレードに応じたゾーン制、かつ、変動制」となっています。

JALのゾーン制は、国内が10に分けられ、海外が約6つのゾーンに分けてそれぞれの基本マイル数が設定されます。

その後、席数の残数により必要マイル数がアップするという変動制となっています。

つまり、最低マイル数となる約1年前に特典航空券を取らないと、

人気の路線、人気の時間帯はどんどん必要マイル数がアップする可能性があるということになります。

旅行に行きたい時期の1年前までに基本マイル数分のマイルをキッチリ貯めておかないと、

マイルが全然足りないということになりかねないということになります。

 

ここまでの整理

エコノミークラスで移動するならANA便、JAL便どちらも、国内外のどの方面も特典航空券は取れます。

ただし、出発まで1~2か月というような近日中の発券の場合、週末や連休絡みのANA便は満席気味です。

特典個空研の取りやすさという視点から考えると、

  • 韓国/台湾などの東アジア圏なら、ANAマイル
  • ハワイ/オセアニアなら、JALマイル
  • ヨーロッパ/北米なら、ANAマイルJALマイル両方使えますが、ビジネス以上狙うならJALマイル

をおすすめします。

 

ですが、例えば家族5人以上で移動したいという場合、

マイル数がたくさん必要となる障壁の上に、

ビジネスクラスがそもそも5席も同時に空いていることがあまりありません。

そういった場合は、エコノミークラスで移動することをオススメしますので、

その場合はしっかりと早期に特典航空券を抑えていけば、人数分を取れないということはないかと思われます。

となれば、やはり初心者向けという意味では、ANAマイルの方が計算しやすくおすすめではないかと思います。

 

比較ポイント③居住地

ここまで大きく「マイルの貯め易さ」や「特典航空券の取りやすさ」の視点から、

あなたに向いているのは「ANA」なのか?「JAL」なのか?について比較してきました。

ですがここでもう一つ考えておくべき視点があります。

それは「あなたの居住地」です。

あなたが、

  • 「新千歳国際空港」
  • 「成田国際空港」
  • 「羽田国際空港」
  • 「中部国際空港」
  • 「関西国際空港」
  • 「福岡国際空港」

のいずれかを最寄りの空港としているなら、ANAかJALかを考える必要はまずありません。

なぜなら、いずれの空港もANAやJALは就航しているからです。

地方空港ではANAかJALどちらかしか就航していない空港がありますので、

その場合、就航している方のマイルを優先的に貯めて利用するのが良いかと思います。

 

まとめ:どっちが自分に合う?

いかがでしたか?

この記事では、

①マイルの貯め易さ

②特典航空券取りやすさ

③そもそもANAかJALのどちらかしか最寄りの空港から飛んでいない 

という視点からあなたに合うマイルはどちらかなのかを解説してきました。

 

ここでもう一度おさらいしておくと、

タイプ別 おススメ
マイルの貯め易さ 高還元クレジットカードを使う ANAマイル
 初心者でポイントサイトを使う ANAマイル
イオン・ファミマをよく使う JALマイル
特典航空券が取りやすさ 国内・東アジアへ行く ANAマイル
ハワイ・オセアニアへ行く JALマイル
欧州・北米へ行く ANAかJAL

という結果になりました。

これはあくまで目安でしかありませんが、他の言葉で言いかえると、

何処に住んでいるのか?

何人で出かけたいのか?

マイルをどう貯めるのか?

どこへ行きたいのか?

によって人それぞれ変わってくるという結論となります。

 

この4つの視点からよく考えてみてください。

 

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