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ユナイテッド航空のマイレージプラスは、以前ほどお得ではなくなったのでしょうか。
エクスカーショニスト・パークの終了や必要マイル数の変動に加え、ANA国内線の特典航空券も355日前から予約でき、2区間の乗り継ぎ旅程に対応するなど、かつてUAマイルだけの強みだった部分は縮小しました。
それでも私は、UAマイルを使う価値は十分に残っていると考えています。
ANA国内線ではANAマイルより少ないマイル数で検索できる路線があり、グアム・サイパン・パラオなど近距離海外へのユナイテッド運航便も魅力です。
さらにハワイや北米本土では、必要マイル数が多くても燃油サーチャージが不要になることで、家族5人の現金負担を大幅に減らせる場合があります。
私が実際に家族5人で検索した同じANAハワイ直行便では、UA発券とANA発券の現金負担に約20万円の差が出ました。
この記事では、制度改定を踏まえた国内線・近距離海外・長距離海外の攻略方法に加え、北米域内の短距離移動、周遊旅行、マイレージプラスセゾンカードの活用法まで解説します。
気になる方は、是非最後まで読んでみてください。
マイレージプラスは改悪後もお得?今も残るUAマイルの価値

終了したエクスカーショニスト・パークと変わった予約の自由度
以前のマイレージプラスには、条件を満たす複数都市の特典旅行で中間区間の必要マイルが無料になる「エクスカーショニスト・パーク」がありました。
しかし、この特典は新規予約と既存予約の変更について終了しており、現在の周遊計画で無料区間として組み込むことはできません。
また、かつて活用できたANA国内線の当日前便振替なども、現在の通常の発券条件として期待すべきではありません。
一方、ANAは国内線特典航空券を搭乗355日前の午前9時から予約でき、片道2区間の乗り継ぎ旅程にも対応しています。
つまり、UAを選ぶ理由を「裏ワザがあるから」「ANAより早く予約できるから」と説明する時代ではなくなりました。
必要マイル数だけでなく、現金負担と空席を比較する
現在のUAマイルで私が評価するのは、
- 国内線・近距離海外の必要マイル数
- 国際線特典航空券で燃油サーチャージを徴収しないこと
- 対象提携カード本会員のユナイテッド運航特典航空券割引
です。
さらにマイルに有効期限がなく、キャンセルも無料で、家族や友人の特典航空券にも使用できます。
ただし、UAは便や日程に応じて必要マイル数が変動するため、路線別の最安値が保証されるわけではありません。
私は「必要マイル数」「税金・料金の支払額」「人数分の空席」「総移動時間」の4点を比較して選びます。
| 比較項目 | UAマイル | ANAマイル |
|---|---|---|
| 必要マイル | 便・日程などにより変動 | 対象特典のシーズン・ゾーンなどで算定 |
| 燃油サーチャージ | 特典航空券では徴収なし | 対象の国際線で発生 |
| マイル有効期限 | なし | 通常36か月 |
| キャンセル代 | 無料 | 3000円か3000マイル/1人 |
| 特典航空券を使える人 | 家族・友人にも発券可能 | 登録した対象親族など |
UAマイルでANA国内線を攻略|安く検索できる路線はまだある

東京発5方面の必要マイル数をANAと比較
UAマイルはANA国内線の普通席にも利用でき、国際線のような燃油サーチャージの差がないため、必要マイル数と空席が選択の中心になります。
東京発の国内検索結果と、ANAのレギュラーシーズンの公式必要マイル数を並べると、UAが少ないマイルで表示される路線があります。
| 東京発・普通席片道 | UA基本マイル | ANA・レギュラー | 5人分の表示マイル差 |
|---|---|---|---|
| 大阪 | 6000 | 6500 | 2500 |
| 札幌 | 7000 | 8500 | 7500 |
| 福岡 | 7000 | 8500 | 7500 |
| 沖縄 | 8000 | 9500 | 7500 |
| 宮古島 | 9500 | 10500 | 5000 |
※UAの数字は基本の必要マイル数であり、ANAの数字はレギュラーシーズンの基準です。
同一日・同一便の価格差ではなく、5人分の差は表中の表示マイル数を5倍した試算です。
ANAのローシーズンでは必要マイル数が減るため、この差が逆転または縮小する路線もあります。
特に大阪のような短距離だけでなく、札幌・福岡・沖縄・宮古島でもUAの検索額を確認する価値があります。
地方路線と乗り継ぎは、2つのサイトで実際に検索する
地方空港からの移動や複数区間の乗り継ぎ検索したとき、UAとANAがそれぞれでいつも同じ組み合わせを表示するとは限りません。
一方ではあるが、一方では検索ヒットしないといったことが良く起こります。
ANAの国内線特典航空券は、片道2区間までの乗り継ぎ旅程を検索できるようになりましたが、
乗り継ぎ用の必要マイルチャートが適用され、結果、必要マイル数が多くなることが良く起こります。
また、UAでは、候補の便ごとに必要マイル数が表示され、出発日直前の場合では多くのマイルが必要になる場合もあります。
地方空港の発着は乗り継ぎ便を選択することが多いと思います。
その場合、UAの方が必ずお得になるということはありませんが、比較的「UA方がお得かなぁ」という気がしています。
ただし、ANA運航国内線は、UA便でないのでマイレージプラスセゾンカードの「ユナイテッド運航便向け10%以上割引」の対象外となります。
UAの国内線利用が中心なら、カード保有の理由は割引ではなく、日常決済でUAマイルを貯められることにあります。
グアム・サイパン・パラオなど近距離海外こそUAマイルを活用する

日本発の直行便・乗り継ぎ便で行ける都市と検索例

国内線の次に私がおすすめしたいのが、グアム、サイパン、パラオなどの近距離海外です。
- グアムへは成田・羽田・関西・中部などから
- サイパンやパラオへは成田から
ユナイテッド航空の運航路線があります。
さらにマニラ、セブ、高雄、ウランバートルも日本発のユナイテッド運航便を探せる目的地です。
いずれもハワイや北米本土より近く、短い休暇でも海外旅行を計画しやすいことが魅力です。
特に、日本からユナイテッド航空が就航する近隣の7都市(下表)は、直行便で、かつ、比較的少ないマイルで行くことができます。
しかもマイレージプラスと提携する国内の対象クレジットカードを所有すると
マイルが10%OFFとなります。
| 東京発・片道1人 | UA通常検索 | 対象カード保有 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| グアム(GUM) | 20000 | 18000 | 羽田・成田・中部・関空 直行便あり |
| セブ(CEB) | 20000 | 18000 | 成田から発着直行便有り |
| マニラ(MNL) | 20000 | 18000 | 成田・名古屋・関空 直行便有り |
| 高雄(KHH) | 20000 | 18000 | 成田から直行便有り |
| サイパン(SPN) | 20000 | 18000 | 成田直行便・グアム経由 |
| パラオ(ROR) | 20000 | 18000 | 成田直行便・グアム経由 |
| ウランバートル | 30000 | 27000 | 成田直行便 |
このグアムをはじめとした日本近郊をANAマイルで旅程組む場合、必要マイル数はレギュラーシーズンのエコノミークラスで、
グアムの場合:片道10000マイル
とユナイテッドマイルの半分で行くことができますが、
この場合の燃油サーチャージは、24770円/1人(2026年11月現在)となっていて、
5人分で123850円 となります。
グアム経由でミクロネシアの島々へ広げる
グアムは目的地として楽しむだけでなく、グアムを途中に楽しみ(経由)、サイパンやパラオも楽しむ旅程を組むことができます。
その他にも羽田・成田発着でミクロネシア連邦4州
- チューク(TKK)40000→36000
- ポンペイ(PNI)40000→36000
- ヤップ(YAP)20000→18000
- コスラエ(KSA)40000→36000
などへの中継拠点にもなります。
日本からグアム、グアムから別の島という組み合わせを調べると、一般的な海外旅行とは違う旅程を組めます。
ただし、小さな島への便は運航日が限られ、同日乗り継ぎが成立しないことがあります。
旅行期間が短い場合は直行便を優先し、複数の島を巡るならグアムでの宿泊も旅程に含めると計画しやすくなります。
近距離海外はカード会員割引と有償航空券も比較する
たとえばグアム行きが一般会員20000マイル、対象カード本会員18000マイルなら、家族5人で片道10000マイルの差になります。
一方、安い有償航空券が販売されている日程では、マイルを温存したほうが合理的な場合があります。
UAマイルだけで決めず、5名分の航空券購入代金と、マイル利用時の税金・料金を比較してみることが大切です。
ハワイ・ロサンゼルス・サンフランシスコは現金負担で差がつく

つぎに、日本近郊より遠い、ハワイと北米についても見てみたいと思います。
家族5人のハワイ直行便|同じANA便をUAとANAで比較
2027年6月18日の成田発ホノルル行きで、同じANA直行便をエコノミークラス片道5人分で検索しました。
発券に使用するマイレージプログラムを変えた結果は次のとおりです。
| 5人分・同一ANA運航便 | UAマイルで発券 | ANAマイルで発券 |
|---|---|---|
| 必要マイル | 275000 | 100000 |
| 現金負担 | 約45550円 | 245730円 |
| 1人当たり必要マイル | 55000 | 20000 |
現金負担の差は家族5人で200180円です。
ANAマイルなら少ないマイルで発券できますが、燃油サーチャージなどの支払額がより大きくなります。
この検索に対応するANAのハワイ線燃油サーチャージは1席片道35800円で、5席分では179000円になります。
一方、UA発券では燃油サーチャージは徴収されず、税金・空港料金などの現金負担が残ります。
両方のマイルは別のマイルなので、必要マイル数の差175000をそのまま単純に捉えるのは正確ではないかも知れません。
それでも、すでにUAマイルを十分持っている家庭には、旅先のホテルや食事へ約20万円の予算を回せるという大きな選択肢になります。
ロサンゼルス|直行便と経由便でマイル・現金・時間を比較
続いて、2027年6月15日の成田・羽田発ロサンゼルス行き、エコノミークラス片道、大人5人を同じ出発日で検索しました。
こちらはハワイと異なり、ANAとUAで同じ便を比較したものではありません。
| 検索した旅程 | 5人分の必要マイル | 現金負担 | 総所要時間 | 検索時の空席表示 |
|---|---|---|---|---|
| UA・直行便 ①成田発 |
245500 | 45550円 | 10時間10分 | 5人分の価格表示 |
| UA・直行便 ②羽田発 |
273000 | 44500円 | 10時間20分 | 5人分の価格表示 |
| UA・ニューアーク経由 | 247500 | 50000円 | 18時間15分 | 5人分の価格表示 |
| ANA・NH006直行便 | 125000 | 341730円 | 10時間 | 空席待ち |
| ANA・シアトル経由 | 137500 | 344870円 | 14時間21分 | 5人分の価格表示 |
- UAマイル:49100マイル/1人(片道)
- ANAマイル:25000マイル/1人(片道)
ANAのNH006は少ないマイル数が表示されましたが空席待ちで、シアトル経由便なら5人でも表示されていました。
UAは直行便も経由便も5人分の価格を表示していました。
この辺でも取りやすさに違いが見られます。
また、UA直行便①とANAのNH006の現金負担差は296180円ですが、
異なる運航便・異なる空席条件のため「同一便で約30万円安い」という意味ではありませんが、
同日に約30万円安く行くことができるとは言えます。
また、UAのニューアーク経由便は直行便①②とほぼ同様のマイル数・現金出費ですが、
経由便であるため移動時間が8時間5分長くなります。
こんなのを選ぶ?と考えると思いますが、これは直行便が埋まってしまっている場合に何としてもロサンゼルスに行きたいと考える人にとってはありがたい選択肢の提示ということになります。
それぞれの家族旅行において
「マイルを節約するか?現金出費を節約する?時間節約かもしくは費やすか?」
という価値観などで選択することができるということになります。
東南アジア・ヨーロッパ・オセアニアなど世界各方面でも使える

UAマイルの使い道は、日本国内や北米へ行くというだけではありません。
ユナイテッド航空の直行便以外のスターアライアンス加盟航空会社の特典座席が利用できれば、
日本(東京発)からのその他の長距離旅行や海外の現地移動にも活用できます。
ユナイテッド航空マイル(UAマイル)とANAマイルでエコノミークラスの特典航空券を検索した結果がしたの表のとおりです。
| 方面 | UAマイル | ANAマイル (レギュラー) |
UAマイル 利用時の特徴 |
|---|---|---|---|
| 韓国 | 12500+6000円 | 7500+13230円 | 約2~3時間 UAはほぼ金浦行 5人分空席を発券困難 |
| 台湾 (台北) |
13500+6500円 17500+6500円 |
10000+21000円 | 約3~5時間 UA便のグアム経由安い その他の経由地は少し高め |
| 香港 | 22500+8000円 | 10000+20000円 | 約7~10時間 エバー航空かエアーチャイナの 台湾・上海経由 |
| タイ (バンコク) |
35000+6000円 | 17500+34000円 | 約6~8時間 ANA便(直行) |
| オーストラリア (シドニー) |
35000+9500円 | 22500+65000円 | 約10時間 ANA便(直行) |
| パリ | 60000+7800円 | 27500+61000円 | 約17~18時間 ルフトハンザ・エアフランス・スイスエアなど |
| ロンドン | 60000+6000円 | 31000+43000円 | 約17~18時間 ANA便ほか多数 |
| カタール (ドーハ) |
60000+9000円 |
50000+22000円 | 約10~16時間 エアインディア便が多め |
| エジプト (カイロ) |
60000+8500円 | 50000+59000円 | 約19~25時間 ANA便+エジプト航空 |
例えば、韓国路線のANAマイルの特典航空券の必要マイルが安いため、非常に人気で1年先のエコノミーでもでもなかなか思うように特典航空券が取れないということがあります。
ユナイテッドマイルで検索すると、行先は金浦空港ばかりが出てきます。
ソウル市内には仁川空港より近いので便利で、現金出費もANAマイルより半額程度安く魅力的ですがほとんどがANA便ですので、空席は少なめで5人分などの席確保が難しくおすすめできません。
また、台湾(台北)路線の場合、ユナイテッド航空の直行便が無いためグアム経由でユナイテッド航空便を使うとマイル数を13500マイル(現金6500円/1人)と安くできます。
ANA便(直行便)より2~3時間程度長くなるだけで済むなら許容範囲ではないかと思います。
個人的な意見ですが、エコノミークラスで片道10時間以内なら乗っていられますが、
それ以上となるとビジネスクラスに是非乗りたいところです。
つまり、
バンコクやオーストラリアまでの中距離ならエコノミークラスでも選択肢としてありで、かつ、
それがANA便であるなら、家族連れとしてはとても安心して利用しやすい行先ではないかと思います。
現金負担を下げられるからといって、長時間の乗り継ぎが子ども連れの家族旅行に適しているとも限りません。
【上級者向け】北米圏内の移動こそUAマイルの使い道が広い

サンフランシスコからロサンゼルスなど都市間を少ないマイルで移動する
UAマイルは日本から北米へ渡る航空券だけでなく、アメリカ・カナダの都市間移動にも利用できます。
既存記事で紹介していた北米域内の過去の検索例を、ANA提携航空会社特典の北米域内片道基準15000マイルと比較します。
| 北米域内・エコノミー片道 | UAマイル | ANAマイル | 活用例 |
|---|---|---|---|
| サンフランシスコ→ロサンゼルス | 5000 | 15000 | カリフォルニア2都市 |
| サンフランシスコ→シアトル | 9100 | 15000 | 西海岸周遊 |
| ニューヨーク→ワシントンD.C. | 5600 | 15000 | 東海岸2都市 |
| ニューヨーク→トロント | 11500 | 15000 | 米国・カナダ周遊 |
ANAマイルは提携航空会社特典の北米域内片道エコノミーの基準マイル数となっています。
例えば、5000UAマイルの区間なら5人で25000マイルとなり、日本からの長距離特典航空券とは別に現地移動を組み立てられます。
UAマイルを貯めたくても何十万マイルを貯めるのは無理なんていう人の場合にはそういった使い方というのがあると思います。
乗り継ぎ・オープンジョー・別切り発券で周遊旅行へ発展させる

飛行機には直通便以外に飛行機を乗り継いでいく方法もあります。
単なる「乗り継ぎ」や「ストップオーバー」という乗り継ぎ地で24時間以上を過ごす方法、また往路の目的地から別の場所へ移動してから復路につく「オープンジョー」という方法もあります。
これらを使ってより上級な楽しみ方が可能となります。
ストップオーバーとオープンジョーで、1回の海外旅行を2都市・3都市の旅に変える
例えば、東京からロサンゼルスへ旅行するなら、サンフランシスコにも立ち寄る方法があります。
同じ2都市を訪れる旅行でも、航空券の組み方によって楽しみ方が変わります。
| 旅行の組み方 | 具体的な旅程 | できること |
|---|---|---|
| 通常の 乗り継ぎ |
東京 →サンフランシスコで2時間乗り継ぎ →ロサンゼルスで5泊 →東京 |
ロサンゼルスを 中心に観光する |
| ストップ オーバー型 |
東京 →サンフランシスコで3泊 →ロサンゼルスで5泊 →東京 |
乗り継ぎ都市でも 数日間観光できる |
| オープン ジョー型 |
東京 →サンフランシスコで3泊 →車や鉄道などでロサンゼルスへ移動・5泊 →東京 |
移動そのものを楽しめる 来た道を戻らず帰国する |
「ストップオーバー(S/O)」を活用すると、単なる乗り継ぎ地点だったサンフランシスコでも、ゴールデンゲートブリッジを観光したり、街歩きや食事を楽しんだりできます。
一方、「オープンジョー」なら、サンフランシスコからロサンゼルスまでの移動をロードトリップに変えることもできます。
ロサンゼルスから帰国するため、サンフランシスコまで引き返す必要がありません。
この2つは、どちらが得というより、旅行で何を楽しみたいかによって選ぶ方法です。
ANAとUAでは、同じ周遊旅行でも航空券の組み方が違う
ANA自社運航の国際線特典航空券は、日本発の旅程で途中降機(S/O)を認めていません。
これに対し、ANA提携航空会社特典航空券では、往復旅程で途中降機を1回組み込めます。
例えば、次のようなアジア2都市旅行です。
ANA提携航空会社特典を活用した旅程例
東京(ANA便)
→バンコクで3泊(S/O)
→シンガポールで4泊
→東京(シンガポール航空便)
このように往路か復路で少なくとも1つを提携航空会社便を利用すれば、バンコクを途中降機地、シンガポールを目的地とする往復旅程として組み立てられます。
タイ料理や寺院観光を楽しんだ後、シンガポールの街並みやホテル滞在も満喫できる旅行です。
一方、UAマイルではエクスカーショニスト・パークによる中間区間の無料特典は終了しましたが、現在も複数都市検索を利用できます。
①東京→バンコク
②バンコク→シンガポール、
③シンガポール→東京
という3区間を別々に検索し、それぞれの必要マイル数を比較して組み合わせる方法です。
ANA提携航空会社特典の往復発券と、UAで区間ごとに組み立てた旅程を比較すれば、
同じ2都市旅行でも必要マイル数や現金負担が違うことが分かります。
別切り発券なら、UAとANAのマイルを組み合わせて北米周遊もできる
UAマイルのさらに面白い使い方が、長距離移動と現地の都市間移動を分けて考える方法です。
例えば、次のようにマイルを組み合わせます。
家族5人で北米西海岸を楽しむ旅程例
① 東京→サンフランシスコ:UAマイルで発券
② サンフランシスコで3泊して観光
③ サンフランシスコ→ロサンゼルス:UAマイルで発券
④ ロサンゼルスで5泊して観光
⑤ ロサンゼルス→東京:ANAマイルで発券
今回の記事で紹介した北米域内の検索例では、サンフランシスコ→ロサンゼルスが片道5000UAマイルで見つかっています。
この価格なら、家族5人で25000UAマイルです。
長距離の往路は燃油サーチャージが不要なUAマイル、現地の短距離移動は少ないUAマイル、
帰国便は、ANAマイルでという使い分けができます。
1つのマイレージプログラムですべての旅程を組む必要はありません。
行き先や保有マイルに合わせて区間ごとに選ぶことで、利用できる特典航空券の候補が広がります。
もちろん、サンフランシスコからロサンゼルスまで車で移動するなら、③の航空券自体が不要です。
その代わりに海岸沿いの街へ立ち寄るなど、移動も旅の楽しみに変えられます。
別切り航空券で同日に乗り継ぐと、前便の遅延によって次の航空券を利用できなくなる場合があります。
しかし、上記のように各都市で数泊する旅行なら、移動日と観光日を分けて計画できます。
家族5人であれば、無理に短時間で乗り継ぐよりも、都市ごとに滞在する旅程を私はおすすめします。
UAの特典航空券を検索する手順と予約時の注意点

片道検索と複数都市検索を使い分けて、旅程を組み立てる
UAの特典航空券は、ユナイテッド航空の特典航空券検索ページから検索できます。
まず通常の片道検索で、東京→ロサンゼルスの直行便と、サンフランシスコ経由便を比較します。
ここで経由便を選べば、最終目的地までの必要マイル数、現金負担、総所要時間が分かります。
次に、サンフランシスコにも3泊したい場合は「複数都市」を選択し、以下のように入力します。
| 区間 | 出発地 | 目的地 | 日付例 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 | サンフランシスコ | 6月15日 |
| 2 | サンフランシスコ | ロサンゼルス | 6月18日 |
| 3 | ロサンゼルス | 東京 | 6月23日 |
これなら、サンフランシスコ3泊とロサンゼルス5泊の旅行に必要な航空券をまとめて探せます。
表示された必要マイル数を確認した後、同じ3区間を片道ずつ検索すれば、区間ごとにUAとANAを使い分ける比較もできます。
一方、オープンジョーで陸路移動するなら、検索する航空券は東京→サンフランシスコとロサンゼルス→東京の2区間だけです。
現地での車や鉄道による移動は別に計画します。
必要マイル数・現金負担・滞在日数を並べて、どの旅程がよいか決める
最後は3つの旅行パターンを比較します。
ロサンゼルスを中心に観光するなら、移動時間の短い直行便が有力です。
サンフランシスコも訪れたいなら、複数都市検索で飛行機を組み合わせる旅程が候補になります。
ロードトリップも楽しみたいなら、オープンジョーで現地を陸路移動する旅程が魅力的です。
家族5人分の必要マイル数と現金負担を確認し、希望する滞在日数を確保できる旅程を選びます。
そして、UAマイルで発券する区間は、対象のマイレージプラスセゾンカード本会員向け割引が表示されるかも確認します。
最終的な航空券番号の発行まで確認すれば、家族旅行の予約は完了です。
マイレージプラスセゾンカードで高還元率と会員割引を両立する

対象カード本会員ならユナイテッド運航便が10%以上割引

「マイレージプラスセゾンカード」の一般・ゴールド・プラチナは、
対象となるユナイテッド運航特典航空券の必要マイル数を10%以上少なくできる提携カードです。
対象のプレミアステータス保有者は15%以上の割引対象になります。
割引はANA運航便やMoney+Milesなどには適用されません。
今回のロサンゼルス直行便①では、
一般向け55000マイルから49100マイルマイルへの割引表示があり、
5人分では29500マイルの差になりました。
このため、セゾンカードを持つ利点は「マイルを貯めること」だけでなく、
ユナイテッド運航便を少ないマイルで予約できることにもあります。
一般・ゴールド・プラチナの年会費と獲得上限を比較
| 比較項目 | 一般+マイルアップ | ゴールド | プラチナ |
|---|---|---|---|
| 本会員年会費・オプション込 | 14300円 | 33000円 | 55000円 |
| 通常の対象決済還元率 | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
| 1.5%の年間獲得上限 | 45000マイル | 75000マイル | 900000マイル |
| 上限に相当する対象決済額 | 300万円 | 500万円 | 6000万円 |
| 向いている人 | 維持費を抑えて貯めたい | 年間決済が多い | 高額決済と付帯特典を使う |
一般カード単体の年会費は3300円・通常還元率0.5%で、1.5%にするには年11000円のマイルアップメンバーズが必要です。
税金・公共料金などには通常決済と異なる付与条件があるため、表は通常の1.5%対象決済が続いた場合の比較です。
年間200万円の対象決済では1.5%なら30000UAマイル、300万円では45000UAマイルを貯められます。
一方、今回のハワイ直行便の5人分275000マイルを通常決済だけで貯めるには時間がかかるため、継続して貯める期間や入会特典も含めて計画を立てます。
年間決済額による獲得マイル差から、最適な1枚を決める
3券種とも1.5%対象決済が年間上限を超えると、超過分は通常0.5%還元になるため、決済額が増えるほど獲得マイル数に差が出ます。
| 年間対象決済額 | 一般+マイルアップ | ゴールド | プラチナ |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 45000 | 45000 | 45000 |
| 500万円 | 55000 | 75000 | 75000 |
| 800万円 | 70000 | 90000 | 120000 |
※この試算は通常の1.5%対象決済のみで、入会特典や個別の付与対象外決済を含めていません。
年間500万円なら、ゴールドは一般カードより20000マイル多く、年会費差18700円を追加マイルで回収できるかが判断基準になります。
年間800万円なら、プラチナはゴールドより30000マイル多く、年会費差22000円を負担してでも選ぶ価値があります。
それぞれのカードをお申し込みになりたい方は、以下のいずれかのカードのバナーからお申し込みください。


カード発行月を含む3か月後末までに上表のカード利用額に応じた
最大9500マイル
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とにかくマイルを貯めたいという方なら、
初年度は「プラチナカード」のキャンペーンで大量にマイルを貯めて、
次年度以降グレードダウンして維持費を抑える方法がおススメです。
3つのカードをもっと詳しく比較して検討してみたいという方はには、コチラで解説していますので、読んでみてください。
まとめ|ユナイテッド航空の特典航空券完全攻略のまとめ
いかがだったでしょうか?
マイレージプラスは以前の裏ワザをそのまま使えるプログラムではなくなってしまいましたが、
国内線や近距離海外で、マイル数消費を抑えてり、現金出費を抑えたり、色々選択して旅行することができることを分かっていただけたのではないでいょうか。
ハワイ・北米本土では燃油サーチャージ不要の価値が大きく、家族5人の検索実例からも現金負担の差が確認できました。
さらに、北米域内の短距離移動や別切りの周遊旅行へ使い道を広げれば、長距離航空券だけではない楽しみ方ができます。
私は、ANAマイルの代わりに常にUAマイルを選ぶのではなく、
旅の目的地・人数・必要マイル・現金負担・移動時間を比較して使い分ける方法をおすすめします。
行きたい旅行に必要なマイルを逆算し、高還元率と対象便割引を使えるカードを選ぶことが、
現在のUAマイルを攻略する近道です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。