この記事では、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」を持って、年に1回の無料宿泊特典を利用するだけでは損をしているということに気づける内容となっています。
貯めたポイントは、約40社のマイルに交換できるは知っているとは思いますが、使いこなせていますか?
多くの人は「ANAマイル」か「JALマイル」にしか交換していないのではないでしょうか?
ちょっと良くて「ユナイテッドマイル」・・
それでは全く使いこなせているとは言えないと私は思っています。
マイルを使って「ファーストクラス」や「ビジネスクラス」を利用する
ここにマイルの真骨頂があります。
ポイントは貯めるよりも使い方を知ることで、より充実した旅行とすることができます。
「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、本当にお得なのかと現在お悩み中のあなたには、他の記事にはあまり書かれていない、
「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」を持っている人なら誰にとっても
1番お得な「マリオットボンヴォイポイント」の使い方を知るキッカケとなる記事となっています。
ご興味のある方は、是非読んでみてください。
マリオットボンヴォイポイントはどのマイルに交換がお得なのか?
航空会社によって主となる就航地域が異なることから、各社の強みある路線が違うので、行く方面によって利用できる航空会社が異なってきます。
また、同じ目的地に行く場合でも
- 航空会社によって必要マイル数が違ったり、
- 燃油サーチャージ代(以降、「燃油代」)が違ったり、
- マイルに有効期限が有ったり・無かったりして、
お得に行ける航空会社が違ってきます。
ですが、複数種類のマイルを何十万マイルも貯めることは、至難の業なのは誰でもわかると思います。
ところが、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、1枚持つだけで自分が見つけた一番お得に利用できる航空会社マイルに交換することができるわけです。
これが、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」を1番コスパ良く利用する方法となっています。
それでは、ここで各方面に出かけるときにどのマイルがお得なのかについて、大人1人分を比較検証していきたいと思います。
比較するマイルは
- ANAマイル(スターアライアンス)
- JALマイル(ワンワールド)
- ユナイテッドマイル(スターアライアンス)
- デルタマイル(スカイチーム)
- アメリカンマイル(ワンワールド)
- アラスカマイル(ワンワールド)
- 大韓航空マイル(スカイチーム)
- エアフランス航空(スカイチーム)
- ハワイアン航空(非加盟航空)
これらは日本人がマイルを貯めてお得に利用ができるマイルと海外現地をメインで就航している航空会社のマイルを比較して見ていきたいと思います。
比較するための前提条件を下のようにいたします。
※旅行の出発地は、「東京」とします
※ANAはレギュラーシーズン、JALは基本マイル数を必要な1人分のマイル数として考えます。
※1米$=150円で計算しています。
※チケットはキャンセルなど可能な普通運賃と比較しています。
ではまず、国内旅行から比較していきたいと思います。
国内旅行
私、個人的な考え方として国内旅行の範囲は近いので、座席はエコノミークラスで十分だと考えていますので、座席はエコノミークラスで比較していきます。
沖縄(那覇)旅行
<シェラトン沖縄サンマリナリゾートより>
羽田ー那覇間のマイルで取る日付変更無料、キャンセル可能のチケットを片道チケットを現金で購入した場合、約4~5万円必要となります。
ではそれぞれのマイルでは何マイル必要となるのでしょうか?
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道9000マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約600円程必要となります。
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道9000マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約600円程必要となります。
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道8800マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約600円程必要となります。
【アメリカンマイルの場合】
必要マイル数 | 片道7500マイル | 燃油代 |
結果、必要マイル数が1番少なくて済むのは「アメリカンマイル」であることが分かります。
しかもこの場合に利用するのは、アメリカン航空の飛行機ではなく、JALの飛行機を利用して移動することになります。
「アメリカンマイル」なんて聞きなれないマイルだなぁと思う人もいるかと思いますが、
JALマイルやANAマイルが1番お得になるわけではないということに驚いたのではないでしょうか?
また、ちょっと詳しい人なら日本国内はユナイテッドマイルがお得だと知っている人も多いかと思います。
ですが、そうでもないことがあるんだということも分かっていただけたかと思います。
【アメリカンマイルの特徴】
アメリカン航空には、国内必要マイル数が7500マイルと固定であることと、マイルを購入できる以外に、次のような特徴があります。
- マイルに有効期限なし
- 燃油代なし
- 第三者の発券可能
何よりも、マイルに有効期限が無いことは物凄く嬉しいことですし、また、燃油サーチャージが無いのも何気に嬉しいしです。
JALやANAではできない、第三者に発見が可能となることでプレゼントとしえ使用することも可能となります。
では、つぎに「北海道旅行」についても見てみたいと思います。
北海道(札幌)旅行
<シェラトン北海道より>
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道8000マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約740円程必要となります。
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道6000マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約750円程必要となります。
【アメリカンマイルの場合】
必要マイル数 | 片道7500マイル | 燃油代 円 |
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道5500マイル | 燃油代なし |
上記以外に空港使用料などが、別途約750円程必要となります。
という結果で、今度は「ユナイテッドマイル」が1番お得であることが分かりました。
この場合もユナイテッド航空の飛行機を利用するのではなく、ANAの飛行機に乗って移動することになります。
沖縄旅行と北海道旅行の結果の違いは、国内の行先の違いによるものではなく、マイルそれぞれが持つ特徴によって異なる結果となっています。
【ユナイテッドマイルの特徴】
アメリカンマイルの特徴として、日本国内で利用した場合何処へ行く場合でも片道7500マイルの固定となっているのに対し、
ユナイテッドマイルの特徴として、移動距離が800マイル以内の場合片道5500マイル、801マイル以上の場合片道8800マイルが必要となる仕組みとなっています。
また、ユナイテッドマイルにも有効期限が無しという点がとても嬉しい特徴となっています。
では、つぎに海外旅行をビジネスクラスを使った旅程で比較していきたいと思います。
海外旅行
韓国旅行
【大韓航空マイル】
必要マイル数 | 片道62500マイル | 燃油代約57000円 |
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道18000マイル | 燃油代約9000円 |
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道15000マイル | 燃油代約8500円 |
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道33000マイル | 燃油代約4900円 |
【デルタマイルの場合】
必要マイル数 | 片道15000マイル | 燃油代約4150円 |
地元をメインで就航する大韓航空マイルか日本国内の航空会社のマイルが1番お安く利用できるのかと思いきや
大韓航空の必要マイル数・燃油代が1番高く、以外なところでデルタマイルがマイル数・燃油代ともに一番少ないということが分かりました。
【デルタマイルの特徴】
- マイルの有効期限が無い
- 燃油代なし
- 第3者に発券ができる
と他のアメリカ系航空会社と同じ特徴があります。
ハワイ旅行
【ハワイアン航空マイル】
必要マイル数 | 片道130000マイル | 燃油代約6600円 |
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道40000マイル | 燃油代約38000円 |
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道32500マイル | 燃油代約32000円 |
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道110000マイル | 燃油代約7600円 |
基本は片道11万マイルですが、直近になると86500マイルで取れたりすることもあります。
【デルタマイルの場合】
必要マイル数 | 片道175000マイル | 燃油代約6700円 |
つぎに、日本人の永遠の憧れ?であるハワイ旅行を比較して見てみると、地元をメインで就航するハワイアン航空ではなく、
また、同じアメリカ国内の航空会社の場合は、燃油代は安いものの必要マイル数が多すぎて比較検討対象から外れてしまいます。
ここでは、日本のANAマイルを利用するのが1番お得であることがよく分かりました。
【ANAマイルの特徴】
- マイルの有効期限がある
- 燃油代あり
- 第3者に発券できない
と言った特徴があり、先ほどのアメリカ系マイルの特徴と比べても特徴として良い点はない少ないかな?と思っています。
ロサンゼルス旅行
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道50000マイル | 燃油代54000円 |
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道42500マイル | 燃油代約45000円 |
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道200000マイル | 燃油代約6600円 |
【アメリカンマイルの場合】
必要マイル数 | 片道88000マイル | 燃油代約7400円 |
【デルタマイルの場合】
必要マイル数 | 片道280000マイル | 燃油代6600円 |
【アラスカマイルの場合】
必要マイル数 | 片道85000マイル | 燃油代約15000円 |
日本からアメリカ本土への旅程としてロサンゼルスで比較して見ると、
これまたアメリカ国内の飛行機の必要マイル数が少なくてすむのか?と思いきや、
アメリカ国内の航空会社はどれも燃油代は安いけれど、びっくりするほどマイル数が高くなっています。
こちらもANAマイルの必要マイル数が1番お得になっています。
パリ(フランス)旅行
【エアフランスマイル】
必要マイル数 | 片道94000マイル | 燃油代約32000円 |
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道55000マイル | 燃油代約48000円 |
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道45000マイル | 燃油代約50000円 |
【アメリカンマイルの場合】
必要マイル数 | 片道75000マイル | 燃油代約6000円 |
【デルタマイルの場合】
必要マイル数 | 片道80000マイル | 燃油代8000円 |
【ユナイテッドマイル】
必要マイル数 | 片道82500マイル | 燃油代約10000円 |
【アラスカマイルの場合】
必要マイル数 | 片道90000マイル | 燃油代約5800円 |
こちらも地元航空会社のエアフランスでは全然お得でなく、日本国内の2社の必要マイル数が少ないことは分かります。
ですが、ここでも燃油代が約5倍高いというともよく分かります。
ヨーロッパへ行く場合、マイルでお得に行くのか?燃油代をお得にするのか?の好みに分かれるのかもしれません。
シンガポール旅行
【シンガポール航空マイル】
必要マイル数 | 片道52500マイル | 燃油代約24000円 |
【JALマイルの場合】
必要マイル数 | 片道40000マイル | 燃油代約27000円 |
【ANAマイルの場合】
必要マイル数 | 片道30000マイル | 燃油代約26000円 |
【アメリカンマイルの場合】
必要マイル数 | 片道30000マイル | 燃油代約4000円 |
【ユナイテッドマイルの場合】
必要マイル数 | 片道49500マイル | 燃油代約5000円 |
【デルタマイルの場合】
必要マイル数 | 片道40000マイル | 燃油代約5500円 |
という結果となり、こちらも地元の航空会社であるシンガポール航空が1番お得と思いきや、まさかのアメリカン航空が断トツにお得であるということが分かりました。
しかもこの場合、乗っている飛行機はJALの飛行機のビジネスクラスとなっています。
<JALのビジネスクラスSKYSEATより>
ここまでのまとめ
まず、日本国内や韓国などの近隣国だからと言って、ANAマイルやJALマイルがお得というはけではなかったということが分かると思います。
また、もっと遠方の場合、ANAマイルとJALマイルで発券した場合を比べると、燃油代は大体同じくらいの金額で、かつ、海外のマイルより4~5倍高いという結果でした。
必要マイル数については、全体的にANAマイルがマイル数が少なくすむ傾向にあるという感じがすると思います。
「じゃあ、やっぱりANAマイルを貯めておけば良くない?」と思うかもしれません。
ですが、ANAマイルにはこれに加えてもう一つ大きな特徴を持っています。
それは、マイルで取るビジネスクラス以上の特典航空券は空席が無く非常に取りにくいということです。
特に人気の行き先、ハワイ・ヨーロッパ・アメリカ本土(カナダ含む)が激ムズです。
人気路線でもエコノミークラスやプレミアムエコノミーの場合なら比較的に空席はありますが、
人気の路線の多くは距離も遠いこともあるので、
フルフラットになって寝ることができ、かつ、マイルの金額的な価値を高めることができるビジネスクラス以上で発券して利用すること
がとても大切ではないかと私は考えています。
海外の航空会社の場合、国内の航空会社より空席率が高いこともよくあります。
折角貯めても席に空席がないのでは意味がない!
しかも海外マイルは、燃油代がかからないことが多いので、お金の持ち出しがほとんどなく旅行に出かけることが可能とすることができます。
つまり、自分が出かけたいと思う場所ごとに空席率の高いマイルを定めて貯めるということが、
マイルを使いこなすという意味ではないかと考えます。
マリオットボンヴォイポイントはマイルに交換が1番の理由とは?
「マリオットボンヴォイポイント」を貯めることができるクレジットカード
「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」の年会費は、49500円ととても高額となっています。
そんなに高いカードのどこにそんな魅力がるのか?
それは「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」が持つ特典に有ります。
どんな特典があるのか?
- 「1泊2名無料宿泊」
- 「ゴールド会員の付与」
- 「マイル還元率1.25%」
- 「航空会社40社のマイルに交換可能」
- 「空港ラウンジ最大2名まで無料利用可」 などなど
旅行を楽しみたいと思っているあなたなら、どれも非常に価値のある特典となっています。
この中でどの特典が1番お得な特典なのか?
結論としては、 「ポイント還元率1.25%で40社のマイルに交換出来ること」です。
「無料宿泊特典じゃないの?」と思う人もいるかと思いますが、この場合、年会費の約5万円分より多くても2~3万円得をしたという程度しかありません。
では、ここから先の2つの特典について解説しながら、マイルに交換するのが1番お得な理由について述べていきたいと思います。
航空会社40社のマイルに交換可能
つぎに、約40の提携先航空会社のマイルに交換可能であることがどのようにお得なのかについて解説していきます。
まず、提携先の航空会社は下の表の通りとなっています。
アライアンス | 提携航空会社名 | 交換比率 |
スターアライアンス |
ANAマイレージクラブ | 3:1 |
シンガポール航空クリスフライヤー | 3:1 | |
タイ国際航空 | 3:1 | |
エアカナダ アエロプラン | 3:1 | |
ターキッシュエアラインズ Miles&Smiles | 3:1 | |
コパ航空 ConnectMiles | 3:1 | |
アビアンカ航空 LifeMiles | 3:1 | |
TAPポルトガル航空 | 3:1 | |
エーゲ航空 Miles+Bonus | 3:1 | |
アシアナ航空アシアナクラブ | 3:1 | |
ユナイテッド航空マイレージプラス | 3:1.1 | |
ニュージーランド航空Airpoints™ | 200:1 | |
ワンワールド |
日本航空 (JAL) マイレージバンク | 3:1 |
Cathay Pacificアジアマイル | 3:1 | |
ブリティッシュ エアウェイズExecutive Club | 3:1 | |
アメリカン航空 | 3:1 | |
アラスカ航空 Mileage Plan | 3:1 | |
カタール航空プリビレッジクラブ | 3:1 | |
カンタス フリークエントフライヤー | 3:1 | |
Iberia Plus | 3:1 | |
LATAM航空 LATAMPASS | 3:1 | |
Multiplus | 3:1 | |
スカイチーム |
デルタスカイマイル | 3:1 |
大韓航空スカイパス | 3:1 | |
エールフランス/KLM フライングブルー | 3:1 | |
ヴァージンアトランティック航空Flying Club | 3:1 | |
サウディア航空 | 3:1 | |
エアロメヒコ クラブプレミエ | 3:1 | |
非加盟航空 |
エティハド ゲスト | 3:1 |
ハワイアン航空 HawaiianMiles | 3:1 | |
エミレーツスカイワーズ | 3:1 | |
海南航空ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer | 3:1 | |
サウスウエスト航空 Rapid Rewards | 3:1 | |
Aer Lingus AerClub | 3:1 | |
海南航空 | 3:1 | |
フロンティア航空EarlyReturns | 3:1 | |
InterMiles | 3:1 | |
Vueling Club | 3:1 |
国内航空会社である「ANA」と「JAL」は、もちろん知っていると思いますが、
その他にもこんなに沢山の交換先があり、イマイチよく分からないと思います。
簡単に説明すると航空会社は大きく3つのグループ(アライアンス)に分かれています。
- ANAが属する「スターアライアンス」
- JALが属する「ワンワールド」
- 国内航空会社が属していない「スカイチーム」
ではなぜ、各航空会社はこのようなチームを形成しているのか?
例えば、あなたがANAで日本から海外に行こうと思ってもANAが就航していなければ、他社の飛行機で行くことになります。
この時、同じグループに属している航空会社だと貯めていたANAマイルを使って他社の飛行機を利用することができるようになるからです。
各国に籍を置いた航空会社によって、もちろん強みのある地域と弱い地域があるので、
この特徴を利用して、あなたが行きたいと思う場所を就航している航空会社が属するグループのマイルを貯めていきます。
「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、このグループの垣根を越えて各グループの航空会社のマイルに交換出来ることで、あなたの旅行先の幅を広げてくれる非常に大きな特典となっています。
マイル還元率1.25%
つぎに、ポイントの還元率について解説していきます。
この特典は、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」で貯まるポイントは、
「マリオットボンヴォイポイント」(=マリオットp)で還元率3%、
つまり、 100円=3マリオットp が貯まっていきます。
また、マリオットボンヴォイグループに参加するホテルに宿泊したり、ホテル内レストランを利用した場合、
マリオットから通常1米$=10p貰え、
さらに「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」を利用した場合、
25%分が追加のボーナスポイントとして貰えます。
つまり、1米$=12.5マリオットp ということです。
さらに、さらに、 マリオットボンヴォイグループのホテルでマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを利用した場合 、
アメックスから、100円=6p のボーナスポイントが追加で貰えます。
つまり、100円=最大18.5%のポイント還元 となります。
マリオットポイントをそのままホテルポイントとして利用した場合、平均すると
1p=0.5~2円程度 として利用することができます。
つまり、ホテルポイントを宿泊で利用することがとてもお得であることがよく分かると思います。
ですが、あなたはマリオットボンヴォイほてるグループに年に何回宿泊しますか?
年に1回、無料宿泊特典で利用するだけだったりしませんか?
そういった人の場合、ポイント還元率を6.1%や4.1%などの高還元率として利用することはできません。
「マリオットp」は 3p=1マイル (還元率1%)が基本交換率となります。
また、6万マリオットp=2万マイル単位で交換する毎にプラス5000マイルのボーナスマイルを獲得することができるので、
ホテルを沢山利用しない多くの方々の場合、
100円=1.25マイル(還元率1.25%) ということになります。
つまり、両者を比較すると100円で、
- ホテルなら3マリオットp=最大6円
- 飛行機なら3マリオットp⇒1.25マイル=最大20.5円
価値とするということになります。
なぜなら、1マイル=約2~20円として利用することができるからです。
では、つぎに「マイル」がどれだけ価値があるのかについて解説していきます。
マイルの価値
これまで解説したとおり「無料宿泊特典」「ゴールド会員の付与」の特典でもでも勿論お得ではありますが、
私がオススメするのはやはり「マイル」への交換です。
それでは、ここで「ANAマイル」を例にとって、どれくらいの価値がるのかについて解説していきます。
ANAでは飛行機を使って旅行をするとき、タイミングによってシーズン、
つまり
- 「ハイシーズン」
- 「レギュラーシーズン」
- 「ローシーズン」
という3つのシーズンがあります。
それぞれの字を見てそのまま、時期によって値段に高い安いがあるということです。
また、皆さんもご存じの座席のグレードの
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミークラス
- エコノミークラス
によっても金額が異なってきます。
例えば、「東京」⇔「ホノルル」間の必要な飛行機代金とANAマイルの概要を示すと下の表1のようになります。
東京⇔ホノルル
表1 | ローシズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン |
ファーストクラス(F) |
約1,080,000円 120,000マイル |
約1,080,000円 120,000マイル |
約1,080,000 129,000マイル |
ビジネスクラス(C) |
約500,000円 60,000マイル |
約500,000円 65,000マイル |
約500,000円 68,000マイル |
プレミアムエコノミークラス(PY) |
約360,000円 53,000マイル |
約360,000円 58,000マイル |
約380,000円 61,000マイル |
エコノミークラス(Y) |
約160,000円 35,000マイル |
約180,000円 40,000マイル |
約260,000円 43,000マイル |
※東京ーホノルル間往復の大人1人あたりのマイル数及び金額(ベーシック料金)
例として、レギュラーシーズンの各クラスの1マイルあたりの金額を比較してみると、下の表のようになります。
東京⇔ホノルルのマイルの価値
表2 | レギュラーシーズン |
ファーストクラス(F) | 9.0円/1マイル |
ビジネスクラス(C) | 7.7円/1マイル |
プレミアムエコノミークラス(PY) | 6.2円/1マイル |
エコノミークラス(Y) | 4.5円/1マイル |
表2を見てもらうと気付くと思いますが、座席のクラスが上がるごとにマイルの価値が上がっています。
これは自分が獲得したマイルが利用する座席のクラスによって
「価値」=「値段」が上下に変動するという意味です。
マイルを利用する場合
- 国内線:約2~5円
- 国際線:約6~20円
として利用することができます。
移動距離が遠いほど、座席クラスが高いほど1マイルの価値が上がります。
「Tポイント」などの一般的なポイントでは、1000ポイントは1000円分の価値でしかありません。
しかし、マイルなら2~20倍の価値として使用することができます。
以上のことから、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」を持つ多くの人にとって、マリオットボンヴォイポイントを行先ごとに適切なマイルに交換して利用するということが1番お得な使い方ということになります。
マリオットボンヴォイポイントはどのマイルに交換がオススメ?のまとめ
いかがだったでしょうか?
正直に言って、マイル旅初心者の方にANAカードやJALカードで決済して「ANAマイル」や「JALマイル」を直接貯めるのはおススメしません。
また、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」を持って、
無料宿泊特典を利用して年に1回ホテルに泊まるということは、損ではないことは間違いありませんが、
マイルに交換して使うのとを比較した場合では、お得度が全然違うということが分かっていただけたのではないでしょうか?
しかも、「マリオットボンヴォイポイント」は、自分が出かけたい方面に合った
- マイル数が少なくてすむマイル
- マイル数は少し高いけど燃油代が安いマイル
に使い分けて交換して利用するという方法がとても有効であるということも分かっていただけたと思います。
知っている航空会社が「ANA」か「JAL」しか知らないから、他のマイルのことは考えないというのは損でしかいうことなんです。
では、どのマイルはどこで使うのがお得なのか?
それにはかなり検索を繰り返して理解を深めていく必要があります。
正直かなり時間と根気が必要です。
- 「そんな時間ないなぁ」
- 「もっと効率的にマイルのことを知って・使いこなして色々なところに自由に遊びにでかけてみたいなぁ」
とお考えなら、マイルについて学んでみませんか?
マリオットボンヴォイポイントの真の使い方が分かるそんな世界があります。
少しでも興味がある方には、無料個別セミナーを開催しています。
ブログ記事を読むだけではイマイチよく分からない。
話を聞いてみたいという方は、是非、個別無料セミナーにお問い合わせください。
※ご相談レベルでのお問い合わせでも構いません。
※個別相談は1時間程度
マイル講座受講生の声
実際の受講生の声をまとめてみました。
講座の受講前と後でどのように変わりましたか?
- 受講前は単純にJALとANAのマイルしか頭になかったですが、その他のマイルの貯め方や使い方を聞き視野が広がりました。(複数回答)
- 受講する中で実際に航空券を調べる手順などレクチャーしてもらい調べやすくなりました。
変化できたことであなたは今後どのようになって行けそうだと思いますか?
- 学んだお得な方法を利用して、国内海外ともにワンランク上の楽しい旅行に行きたいです。
- できれば、自分が学んできたことや体験を情報発信できれば良いなと思っています。
- 色々なマイルがあることが分かるとともに、航空路線や空港の選択肢まで広がったので、旅行の幅が広がりそうです。
この講座はどんな人にオススメだと思いますか?
- 小さな子どものいる家族
- 実家が遠くて飛行機で行き来している人
- ビジネスクラスやファーストクラスに憧れる人
- お得な旅がしたい人
- 私は若い世代の方は、なかなかマイルでは時期的にもマイル数的にも難しいと感じていましたが、そんなことはなく特典航空券の取り方なんだと知って、ファミリーこそマイルを貯めることに値打ちがあるなと感じました。
その他のご感想
- マイルを利用してお得な旅を楽しんでいる人が羨ましいと思っていましたが、今回の受講で自分もその一歩を踏み出しました。これからは実際にマイルを使いワンランク上の旅行ができると思うとワクワクしてきます。
- 今回4か月コースの講座を受けてみて、1番に感じたことは新しく知ったマイル使い方などは勿論ですが、カードの発行のことが気になりました。私の場合、最初ポイントサイトでマイルを貯めることから陸マイラーとして始まったので、当然ポイントサイトから何枚かのカードを発行していました。ですが、本当に作るべきカードを知らなかったので、ポイントより先にそれらを作るべきだと思いました。これからのライフスタイルにより有効にマイルを取り入れていこと夢を広げています。
以上。
マイルは貯めた後の出口戦略が非常に重要です。
貯めたあと、特典航空券が取れなくて涙を流すなんてことないよう学んで、賢く使っていきましょう。
最後まで読んでいいただきありがとうございました。